プログラマーのストレス解消法でポイントとなることといえば、体を動かすことである。同じ体勢で仕事をするプログラマーは、肩こりや頭痛、腰痛などに悩まされる人も少なくない。体を動かすことでそういった症状の予防や改善に役立ち、かつストレス解消も同時にできれば一石二鳥といえるだろう。
しかし、余程のアウトドア派でもない限り、いきなり本格的なスポーツに取り組むのはハードルが高いかもしれない。まとまった時間の確保が難しかったり、休日には疲れ切って寝てしまったりするプログラマーも多い。そう考えると、日々のストレス解消法として役立つのは、ストレッチといえるだろう。体が温まっている間に軽くストレッチを行うことで、体中の凝りをほぐしつつ質のいい睡眠を取れる効果が期待できる。好きな音楽を聴いたり、テレビを見たりしながら行えるので手軽な方法だろう。
また、休日に取り入れたいのがジョギングやウォーキングといった全身を動かす運動だ。体を動かして汗をかくことで、ストレス発散の効果やプログラマー特有の症状に対する予防効果が期待できる。プログラマーは、このように普段なかなか動かせない体をしっかり動かすことが大切だ。
さらに、声を出すよりもパソコンと向き合っていることが多いプログラマーにとって、効果的な方法といえばカラオケが挙げられるだろう。立って歌うことにより全身運動にもなり、職場では声に出せない不平不満をぶつけるように歌うことで、ストレス発散につながるはずだ。